アリの巣観察 続編(その2)【観察から飼育へ】

アリの飼育

こんにちは。
今日は日記です。

 

6月初旬に飼育を始めた女王アリが卵を産んで、その卵が孵化しました。

 

夏休み(いつもより短いですが)に子供達と一緒に何かをしたいと考えている方
など参考になればと思います。

 

話は5月の始めに遡ります。

 

5月の初旬、東京ではちょうど緊急事態宣言の真っ只中でした。

 

私も子供達もずっと家。
ずっと一緒にいて煮詰まっていた頃です。

 

何か親子で一緒にできるものはないかなと考えていた時に、私が子供の頃にやった「アリの巣観察」を思い出しました。

 

そこで、”アリの巣観察キット” を購入して観察を始めました。

 

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その約1か月後

 

1ヶ月程度でアリ達は巣をかなり掘り進めてくれました。

 

 

そして充分役目を果たしてくれたということで、もとの公園の巣に返しに行ったところ、、
お兄ちゃんが、何やらめちゃくちゃデカいアリを見つけて捕まてきました。

 

そこでふと、以前調べた女王アリを思い出しました。

 

その場で調べたところ、5、6月は女王アリの”結婚飛行の季節”らしく、特徴も女王アリの特徴とほぼ一致しました。(女王アリの話はこちらを参照。「ありとあらゆるアリの話」

 

 

案の定、子供達が「女王アリを飼ってみたい」というので、
急遽今まで飼っていたアリ達に女王蟻を加え自宅に戻りました。

 

この時点では、
「今まで飼っていたアリ達に女王アリを入れても大丈夫なのか?」
という心配はありましたが、調べる時間もなかったのでとりあえず家に持ち帰りました。

 

 

当時の記事は以下をご覧ください。

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 ここまでがあらすじです。

 

働きアリ達は女王アリを歓迎する??

  

アリの巣キットは子供2人に1つずつ購入しました。
今回はお兄ちゃんのアリの巣キットに女王アリをを入れました。

  

女王アリを持ち帰った翌日、

  

「女王アリは、他のアリ達が掘ってきた巣の一番奥まで入り込んでいました。。。」

  

めちゃくちゃ太々しいです。。笑

  

最悪、他のアリ達とケンカになって死んでしまうかも、と心配していたのですが、
他のアリ達は巣の中で女王アリのまわりをウロウロしていました。

  

特にケンカをする雰囲気はなかったです。
アリ達が女王アリを仲間として受け入れたんでしょうか。

  

女王アリ、卵を産む。

  

その2、3日後に女王アリが卵を産みました。
5、6個だったと思います。巣の一番奥で産んでました。

  

他のアリ達もその卵の周りをウロウロしています。
本能的に、卵が孵化すればコロニーが大きくなる事が分かっているんでしょうか。

 

よく見ると、

  • 巣の外にいるアリが2、3匹。
  • 巣の途中のいるアリが2、3匹。
  • 巣の奥で女王アリの近くにいるのが2、3匹。

と、それぞれ役目を持ってその任務を遂行してるみたいです。

  

私も、卵が孵化してアリが増えていくのを想像しながらワクワクして見ていました。

  

その後やってしまう失敗など考えもせず、、、 

  

痛恨の失敗。

  

やってしましました。
私の失敗でアリが数匹死んでしまいました。。

  

女王アリが卵を産んでくれ、これから卵を育てる為に栄養が必要と思い、親心ならが、
大きな飴を一つ容器に入れてあげました。

  

「これから頑張れよ!!」という思いでした。

  

それから、2、3日特に様子を見ずに過ごし、その後ふと容器を見ると、

  

飴玉がなくなっている。。。その代わりにアリの巣に溶けた飴が流れ込んでいて巣の下でありが数匹溺れて動かなくなっていました。

  

飴玉が溶けて液体になって巣に流れ込んでしまいました。
とっさに「女王アリと卵」を探しました。

  

そうしたら、女王アリは巣の奥から逃げて地面の上で生きていました。他の働きアリ3匹も無事です。

 

卵も全て、アリ達によって地上に運び出されていました。
これには、反省と共にアリの防衛本能といったものに驚かされました。

  

ホッと安心したものの、数匹の働きアリ私の失敗で死なせてしまいました。生き物の飼い主として自覚が足らなかったです。。

  

アリの巣キットの限界??カビとの戦い!

  

ここまで、アリの巣観察を楽しませてくれた”アリの巣キット”。

  

アリゲルの透明な水色も爽やかでとても気に入っていたのですが、アリを飼育し始めてから1ヶ月あたりから問題が出てきました。

  

ゲルの表面にカビが生えるようになりました。

  

アリと一緒に入ってしまう土に混ざっている雑菌が原因みたいです。
加えて、梅雨の湿気もカビを加速させたと思います。

  

そもそもアリも清潔ではないと思いますし、空気穴はあるものの容器内の衛生環境は悪いです。梅雨の時期も重なり更に状況は悪かったです。
私以外にも「途中からカビが生えてくる。」とコメントしているユーザーがいました。

  

アリゲルは、約2ヶ月が限界かもしれません。

  

アリの巣を観察するなら、1ヶ月あれば十分ですのでその期間で観察するのが良いと感じました。(やり方によっては、カビを発生させずに長く観察できるかもしれません。)

  

女王アリの寿命は上手に育てれば15年程度。
長年アリを飼育している方々は、自身で工夫しながら巣を製作している方が多いことがわかりました。

  

長期飼育の為に新たな箱を製作。

  

お話しした通り、私の不注意で観察キットは使えなくなってしまいました。

  

この先の飼育はどうしようかと考えて、アリ専門のサイトをいくつか調べました。
やはり、アリゲルはカビが生えやすい様で長期飼育には向かないようです

  

また、アリゲルでなくてもアリの飼育ではカビに悩まされるようです。

  

今後、ある程度長期的にアリの飼育をするなら、 

 カビ除去が簡単で、洗って何度も使える巣の材料が必要。

 そして、色々な情報から

 アリの長期飼育に最もふさわしいのがプラスチック容器と考えました。

  

アリ飼育歴の長い方で、プラスチック容器を独自で加工し、繋ぎ合わせて巣に近い環境を作っている方がいました。

  

早速私も、巣を作ってみました。
こちらが自作の巣です。

  

100均で買ったプラスチックケースに自分で空気穴を開けました。
右上にいるのが女王アリ。右下にあるのが卵。左の塊はエサです。

  

エサはこちらで購入しました。
  アリンコスポットさんの「人工飼料(総合栄養食)」

  

 住み心地は不明ですが、これからも工夫していこうと思っています。

   

卵が徐々に成長。

  

プラスチックケースに引っ越したのが6月下旬。

  

その後、3匹いた働きアリは死んでしまいました。原因はわかりません。
寿命だったのかもしれません。

  

残ったのは、女王アリと卵。
女王アリが一人で頑張り、卵たちが徐々に大きくなり、

  

卵に目と思しき黒い点や足などが出来始めました。7月初旬です。

卵が孵化。

  

そして先日、卵が孵化しました。
朝起きたら、2匹黒いアリになっていました。

  

しかし、残念ながら1匹は動きませんでした。卵から孵化するのも大変な事なんですね。生きることの厳しさを再認識させてもらいました。

  

あと、大きい卵が数個あります。無事孵化してくれると良いのですが。

  

新たな卵発見

  

1匹目の孵化と同日に新たな卵を発見しました。

 

徐々にコロニーを拡大しようとしてるのでしょうか。頑張ってほしです。

 

初めは、子供と一緒に楽しめるようにと始めたアリの観察、
今は全て私が世話しています。楽しませてもらってます。笑

  

子供達も様子は見てくれているので、
「こんな感じで続けて行こうかな。」と考えています。

  

まとめ、これから。

  

5月から1ヶ月程度で終了する予定だったアリの巣観察が、
女王アリとの出会いなどの偶然が重なり今も飼育を継続しています。

  

その間、

 ◉ 私の失敗でアリを死なせてしまう。

 ◉ アリゲルのカビ問題。

 ◉ 自作のプラスチックケースに引越し。

 ◉ 女王が産んだ卵(第2世代)が孵化。

 ◉ その後、女王が更に卵(第3世代)を生む。

といった感じで、

  

この一ヶ月間でアリ達の環境は目まぐるしく変化しています。

 

そして、子供達よりもアリにハマっている私。。。
また、1ヶ月後あたりに続編をお話しできるように子供達と飼育していきたいと思います。

  

それでは良い一日をお過ごし下さい。

  

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