アリの巣観察、オススメです。

アリの飼育

こんにちは。

緊急事態宣言も解除され、徐々にですが、社会が動き出している事が感じられるこの頃です。

子供の学校も、短縮ですが再開され、久しぶりに友達と再会し元気よく帰ってくる姿と見るとほっとします。このまま大きな第二波が来ない事を祈るばかりですが、これも我々一人一人の行動次第ですよね。

ブルーインパルスの東京上空の”感謝の飛行”に日本が勇気づけられました。僕もその一人です。2回目の飛行も計画されてるみたいですが、2回目の飛行もなくなるくらい良い方向にいく事がベストだと思っています。

今回は、自粛中に子供と購入したアリの巣観察キットが良かったので紹介させて頂きます。

子供と過ごす時間はかなり増えて、一緒に遊ぶ時間も増えました。

自粛中、やはり気分は晴れやかではありませんでした。今も引き続き晴れやかではありませんが、よかった点もいくつかあります。その中の一つはやはり

子供といる時間が増えた事。です。

一緒にいる時間が長すぎて、最後の方は子供に飽きられてしまいましたが。。
あと、うちは全然宿題をやりませんでした。やらせようとしてイライラして雰囲気が悪くなる繰り返しでした。。僕も親として反省する事が多かったです。

すみません、話がそれました。

以前から、やりたかったアリの巣観察を実行。

僕が子供の時に一度やって、楽しかった記憶があったのでいつか自分の子供とやりたいなと思っていましたので、この自粛期間に実行に移しました。

早速ネットで、観察キットを購入

昔自分でやった経験から土の観察キットが良いかなと思っていたのですが、生憎売り切れでゲル状の地面に巣を掘っていくものにしました。実際の土の生活環境とはかけ離れてるので大丈夫かなという不安はありましたが、結果的には立派な巣を作ってくれました。

子供2人に一つずつアリの巣観察キッドを購入しました。

アリを捕獲に公園へ

近くの公園にアリと取りに行きました。意外とアリの捕獲が一苦労でした。

小さいアリで、20匹。大きいアリで、10匹が目安との事。飴玉を巣の近くに置いておけばすぐに捕まえられると思っていたのですが甘かったです。確かに飴玉には寄って来るのですが、確保しようとするとすぐに逃げてしまいます。意外と逃げ足が早いんです。

結局、オヤジの作戦は中止で子供は各自、力技で確保してきました。

兄は、大きいアリ10匹。弟は、中位のアリ20匹。

子供の頃は、簡単に捕まえていた記憶があったのですが、意外と難しい事をしていたんですね。

観察開始!大きい方は中々作らない。

早速観察開始です。初日はどちらも全く巣を掘る気配がありません。2日目も作る気配がなかったのでネットで調べたところ、ゲルに人工的に凹みを作ってあげるとそこから掘り出す事がある。と書かれてたので早速割り箸で小さな穴を開けました。

すると、小さい方のアリ(弟のキット)はそこから掘り出しました。一方、大きいあり(兄のキット)作り始める気配はなし。そこから小さいありの数匹は毎日徐々に掘り出し、1週間くらいでキットの下まで到達しました。

大きいありはその後も数日、掘る素振りはありませんでしたが、ある日突然すご勢いで掘り出しました。そのまま2日くらいで、キットの床まで到達。

今現在、1ヶ月程度経過しました。大きいアリ、小さいアリ、1匹ずつ死んでしまいましたが、その他は元気に過ごしています。3週目あたりから、もう巣は掘っていません。自分達が入るのに十分なスペースができたらそれ以上は巣は掘らないんでしょうかね。

アリの観察が大人でも楽しかった理由

アリの観察を一番楽しんでいたのは僕かもしれません。その理由を考えてみました、あくまで僕個人の感想です。

せっせと働くアリと、サボるアリがいて面白い。人間社会にも似ている。

働きアリの法則なるものがあるみたいで、

積極的に巣を作る:2割 / それなりに巣を作る:6割 / サボる:2割

だそうです。確かにサボっている、とういうか何もしないアリはいました。大きいアリの方は比較的働く奴が多いかなという印象でした。

人間社会も同じような感じに働く人、さぼる人がいると思います。でも、人間は考える事ができて、サボり癖のある人でも、

「ここはしっかりやらないと評価が下がるから、今日だけは頑張ろう。」とか周りを気にして頑張れると思います。

一方、アリは特に他人(他アリ)にどう思われても給料が上がる訳でもないのにずっと巣を掘り続けているアリがいるんです。もう本能的に働いてしまう性分なんですかね。

積極的に働いてるアリを見て、「自分はただひたすら他人の目を気にせず働き続けられるタイプではないかも」とちょっと敗北感を感じました。。

忘れた頃にアリが巣を完成。アリが子供の宿題をしてくれるのは、不労所得に似ているのでは。

子供の自由研究でよく採用されるアリの巣観察ですが、自分で手を動かす工作とは違い、アリが巣を作って子供の自由研究を代わりにやってくれる部分が多いと感じました。もちろん自分でやる作業はありますが、肝心の巣を作る作業はアリに任せるしかなく、気付いたら巣を作ってくれて子供の宿題を代わりにやってくれていたという感じです。

いつの間にかアリが巣を作って子供の宿題を手伝ってくれている光景を見て、ふと「人間社会でいう不労所得ってこんな感じなんじゃないかなぁ」と感じました。

実際にはまだ、不労所得を得てないので分かりませんが。。

だから何だ。という感じなのですが、昔の自分では、アリを見て不労所得を連想する事はなかったと思うので、成長と言えば成長かなと感じてます。

まとめ

本日、アリを逃してあげる予定です。ありがとう!!

約1ヶ月我々の為に働いてくれたアリ達。もう、巣を作る事はなさそうなので、本日もとの場所に逃してあげようと思います。約30日間で2匹だけ死んでしまったのは残念ですが、残りは元気で戻せそうです。

アリの巣観察キット。楽しませてもらいました。

実はアリが巣を掘るゲルの部分が餌にもなるらしく、餌は与えていません。今考えるとこれが良かったです。餌を与えていたら、腐ったり、カビが生えたり、臭ったりしたと思います。ゲルだとそういったものがありませんでした。

そして大人の僕も楽しませてもらいました。子供もまた新たなアリを観察したいと言っています。

実はもっと深い。アリの観察。

世の中には何十年もアリの研究をされている方もいらっしゃいます。それぐらいアリの行動や社会は深くて魅力的なんですね。僕らがやった観察は、巣の外にでていたアリを捕まえて飼ってただけなので、もし本当のアリの生態、社会(コロニー)を研究するには、女王アリを捕獲してその女王アリを中心としたコロニーを作らないといけないみたいです。この女王アリの捕獲が難関みたいです。詳しくはこちらの「ありとあらゆるアリの話」を参照下さい。http://ant.miyakyo-u.ac.jp/BJ/antStory/index.html

しかし、僕みたいな素人は今回の観察でも十分楽しめました。興味のある方は是非「アリの巣観察」やってみて下さい。大人も楽しめます。

以上、長々と書いてしまいました。
みなさん良い1日をお過ごし下さい。

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