正しく自問自答する【会社員でも経営者目線を忘れない】

日々の考え

こんにちは。

 

30代会社員です。

先日仕事をしていて大切だなと感じる事がありました。

それは「自問自答する事の大切さ」です。
自問自答といってもただ自問自答するのではなくて、”正しく”自問自答する事が大切です。
ここで言う”正しく”とは、
「自分の考えている方向性は間違っていないか」、「社会が向かうべき方向と自分の進む方向性にズレがないかなど。」といったものです。

 

よく「頑張ってはいるけど、努力の方向性が間違っている。」とか言われたりする人はいますよね。
あとは大きく見ると、「会社内では通用する考え方だけど、社会全般から見たら非常識だよね。」とかです。

  

また最近私が意識しているのは、「サラリーマンとしてはその考え方で通用するけど、経営者目線では通用しないよね。」といったものです。
会社を経営するしないは別として、やはり経営者の方が一段も二段も上の目線から仕事というものを見ていると思うので、ビジネスマンとして成長したいと考えているのであれば経営者目線を意識しないといけないと考えています。

 

自分自身と向き合って、深く考えて自問自答する事は大切ですが、正しい方向に自問自答しないと、成長するにはかなり遠回りとなると思います。

 
今回は「正しく自問自答する事」について考えてみたいと思います。

 

正しく自問自答する事が大切と考えたワケ

  

自分の頭で考えて自問自答する事は大切だと考えています。

 

 しかし、正しい方向性を持って自問自答する様に自分で意識しないとどんどん本質からズレていってしまうと思います。

 

特に経験の浅い若い時期です。私も少しはマシになったかなと思いますが、20代の頃はズレまくっていました。

  

先日、こんな事がありました。

 

 会社で上司を含め仕事の振り返りをした時に、ある程度経験のある人は今後改善していかないといけない事の方向性は大体一致していました。

 一方、若手の子は別のところを改善点として挙げていました。

 

良く言うと、若手の新鮮な目線で違った角度から物事を捉えているとも取れます。
しかし、我々の仕事に絞って言えば、その場所は重要ではなくて、そこを気にしていてもっと本質のところが見えていなかったら「成長には遠回りだな」と感じました。

 

若手の彼は真面目な性格で、いろいろ自分で考えてまとめた結果を話していました。
もっと本質に近づいて自問自答できていたら今後の成長の速度が全然違うだろうなと上から目線ながら感じました。。
そして、自分も「若手の頃はズレまくってたな」と思い出しました。(笑)

 

自分で方向性が間違っていない事を頻繁に自問自答する事が大切

 

自分の考える方向性が間違っていない事を確かめるには、
やはり自分の外の環境に対してアンテナを貼る事が欠かせないと思います。

 

社会はどういった流れで進んでいるのか社会は何を求めているのか自分は何を求められているのか。など
周囲の環境から判断する事が大切です。

 

そして、誰しも自分はこうありたいと言う自分の中の理想の姿があると思います。その姿をうまく周囲の環境に乗せていく。

 

自問自答するきは、自分と周囲との考え方にズレがないかを常に意識することが大切だと思います。

 

正しく自問自答する力をつけるコツ

 

では、どうしたら正しく自問自答する事ができるか??

 

私が考える正しく自問自答するコツを紹介します。以下

 ・自分の意思を持つ。一つ一つの行動に自分なりの理由を持たせる。

 ・他の人からの助言を積極的に聞く。

 ・本を読む。

 ・ネットで情報を集める。

 ・新聞を読む。

 

自分の意思を持つ。一つ一つの行動に自分なりの理由を持たせる。

 

まずは、自分の頭で考える事が大切です。そして一つ一つの行動を意思を持って行うようにします。
「なんでそうしたのか?」と聞かれた時に、「〜〜と考えたのでこうしました。」といった様に理由付けができる様にしておきます。

 

他の人からの助言を積極的に聞く。

 

一つ一つの行動に意思を持たせて、実際に行動してみます。
そして、実際に行動した後に、もしそれをそばで見ていた人がいれば、その人に意見、助言を求める様にしてみます
一緒に行動した人がいないのであれば、自分が意見を求めたい人、その事に対して精通していたり、自分が尊敬していたり、自分よりも経験値が上と思う人に聞くと良いと思います。

 

そこで自分の考えと、周りとの考えにギャップがあるかどうがを確認できます。

 

本を読む。

  

本には先人たちの経験や失敗が詰め込まれていると思います。小説でも主人公が自分と同じ悩みを抱えている事が結構あります。世の中の悩みは過去に誰かも同じ様に悩んでいたと私は考えています。

 

本は、一度出版したら世の中から消す事はできませんので、作者も相当の覚悟で書いています。本人の責任大きいので内容には説得力があります。

 

読む本は、自分が求めている知識と全く関係のない本を読むよりかは、”誰かに薦められたもの”が良いと思います。自分が尊敬している人でも、仕事の上司でも有名人でも良いので、誰かが良いと進めている本の方が自分が求めている情報に出会える可能性が高いと思います。
1冊1000円以上するので安い買い物ではありません。効率的に、良書に出会いたいです。

 

ネットで情報を集める。

 

インターネットが普及した事によって、より早く、簡単に情報を得る事ができる様になりました。
ネットを使用しない手はありません。

 

しかし、誰でも簡単に投稿できるインターネットは情報の信憑性は書籍に比べると格段に下がります。事実ネット上には事実無根の情報が横行しています。インターネットの情報を採用するときは、情報を発信している人が明確な方が良いです。

 

また、最初にインターネットで調べて、そこで紹介されていた書籍を読むといった流れもオススメです。
同じ様な悩みを持っている方をネット上で見つけて、その人が読んで有意義だった本であれば最短で理想の本に出会えると思います。

 

新聞を読む。

 

新聞は昔からある媒体ですが、世界の情勢、社会の流れを掴むのに役に立ちます。
社会が向かおうとしている方向を知るためには必要不可欠だと思います。

 

今は電子版でパソコン、スマホからでも新聞が読めるので昔に比べると非常に便利ですよね。

 

うまく自問自答できると成長するスピードが上がる

  

先ほど紹介したコツを使って、正しく自問自答すると成長するスピードが格段に速くなると思います。
また、方向性が間違っていない事がポイントと書きましたが、実際細かい方向性まで合わせる事は難しいと思います。細かい方向性まで合わせたとしてもそれが正解かどうかは分からないと思います。

 

極論を言うと人間として正しいかどうか。

  

 

経営の神様と呼ばれる京セラ創業者:稲盛和夫さんの著書の中で

 「判断に迷った時は、人間として正しいかどうかで判断する。」

と書かれています。

 

私はこの言葉に感銘を受けており、人間として正しいと考えられる方向性で自問自答していれば世の中と大きくずれてしまうと言う事はないと考えています。
皆さんも是非参考にして下さい。

 

私自身の課題。常に経営者目線で自問自答

 

これまで偉そうに書いてきた私も、正しく自問自答できるように試行錯誤している途中です。

 

 今最も意識しているのが、経営者目線で自問自答する事です。

  

世界中が直面している厳しいコロナ禍の中、最も真剣に世の中の事、日本経済の事、自分の会社の事、自分の社員の事を考えているのは経営者だと思います。

 

私はサラリーマンですが、もっと真剣に「お金を稼ぐ」「会社を守る」「社会に貢献する」事を考える為に経営者としての目線で自問自答する事を意識しています。(しようとしています。。)
経営者目線で考える事は今後も絶対プラスになりますよね。

 

正しく自問自答する事は、自分の成長を確実にはやくすると思います。
皆さんも参考にして、どんどん成長してくれると嬉しいです。

 

それでは良い一日をお過ごしください。

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