米国高配当ETF HDVについて

お金の勉強

こんにちは。

まだ購入を開始してから日にちが浅いのですが、

米国高配当ETF HDVを購入し始めました。

今日はSPYDと同じく米国高配当ETFとして有名なHDVについて書かせていただきます。

 

米国ETFへの投資を始めた当初(2020年1月ごろ)は、

EFTへの投資は全てSPYDでした

理由は、

  • SPYDを最初に知ったから。
  • 高利回りだったから。

そしてコロナショックの最中、2020年3月頃からHDVも買い始めて
現在、SPYDとHDVへの投資比率はほぼ1:1となっています

 

関連記事:

初心者がインデックス投資を始めました (楽天VT、VTI)(2020.05.09)

海外株式高配当ETF SPYDをコツコツ積立投資(2020.06.21)

 

HDVとは

 

iシェアーズコア高配当ETF が正式名称です。

こちらも、高配当米国株を集めたETFという事で大きな括りとしてはSPYDと同じと考えています。

基準としている指数は、

 モーニングスター高配当フォーカス指数

というもので SPYDのS&P500 とは異なる指数です。

 

SPYDとの大きな違い

財務重視

モーニングスター配当フォーカス指数は、米国株式市場全体の約97%を占めるモーニングスター米国株式指数の構成銘柄の中でも、財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた、利回り上位75社の銘柄で構成されています。

iFinance HPより https://www.ifinance.ne.jp/glossary/index/ind177.html

上記からもわかる様に、高配当もさることながら、「財務の健全性」を重要視しています。

SPYDよりも若干、配当利回りは低いものの、企業の財務状況についてはHDVの方が信頼できると思います。

 

組み込み銘柄

HDV組み込み上位10銘柄

日本人もよく知る企業名もあります。

知る人ぞ知る、 コカコーラペプシコーラジョンソン&ジョンソン もあります。 

最も保有比率の高い AT&T INC は米国最大手の通信会社で日本で例えると NTT の様なものです。

財務にの詳細に関しては、勉強していかなければいけませんが、”堅実な”銘柄が揃っています。

 

ポイント

 ◉ HDV は堅実な大企業が上位に多数入っている。

 ◉ 大企業が多いので成長性は低い。

 

構成セクターに関して

 

 SPYD構成セクター (2020/06/24時点)

     1位 不動産 17.85%
     2位 金融 15.55%
     3位 エネルギー 12.08%
     4位 公益事業 11.22%
     5位 生活必需品 11.04% 

 

 HDV構成セクター (2020/06/24時点)

     1位 ヘルスケア 21.53%
     2位 エネルギー 21.06%
     3位 通信 16.61%
     4位 公益事業 9.95%
     5位 生活必需品 9.87%

 

HDV、SPYD の上位3銘柄を比較すると、エネルギー以外の二つは異なる銘柄でした。

ちなみに1年前のHDV、SPYDの上位3銘柄は

     HDV : ◉エネルギー ◉生活必需品 ◉ヘルスケア
     SPYD: ◉不動産 ◉一般消費材・サービス ◉公益事業

と全て異なるものでしたので、SPYDとHDVの2名柄を買うという事で、かなり分散の効いた投資を実現できていました。

現在は、コロナショックで業績の悪化した銘柄の組み替え等が発生して、

エネルギー、公益事業、生活必需品 など

構成業種が似てきてしまっている一面などもあります。

しかし、そもそもの基準とするインデックスが異なる事から、

長期的に見ればまた、HDV 、SPYD は異なるセクターに分かれていく事も考えられるので、

私は引き続きどちらも積立てていきたいと考えています。

 

ポイント

 ◉ HDV、SPYDどちらにも投資する事で分散の利いた投資ができる。

 ◉ コロナショックの影響で現在は構成業種が一部被っている。

 ◉ 長期的に見れば、また分散されていくと個人的な予想。

 

現在のパフォーマンス

HDV

HDVの株価チャートです。

コロナショックの影響で、2020年2月から3月の間で最大約35%下落しています。

その後、2020年6月時点までに徐々に持ち直して約15%の下落となっています。

SPYD との比較

SPYDのチャートです。

同じ切り口で比較すると、2020年2月から3月の間で最大約47%下落しています。

その後の持ち直しの後、2020年6月までに約28%の下落となっています。

銘柄の財務の健全性が売りのHDVの方が、数値的にコロナショックの影響はSPYDと比較しても低かったのでは無いかなと考えられます。

 

ポイント

 ◉ HDVとSPYDの過去6ヶ月のチャートを比較。

 ◉ HDVの方が最安値までの下落率が低い。

 ◉ 加えて、最安値からの回復も今のところ早い。

 ◉ HDVの財務の健全性が影響してると考えられる。

 

まとめ

 

今回は、米国高配当ETFについて書きました。

この先の株価がどうなるかは誰にもわかりませんが、HDV 、SPYDどちらにも投資している身としては、

どちらも、「下落せず回復してくれたらなぁ」と思って眺めてます。

ですが、投資のルール

  • 愚直に積み立てる。
  • 絶対に感情を入れない事。定期的に定額を買い続ける。
  • 配当金を再投資。複利を生かす

は変わりませんので、コツコツ投資していきたいと思います。

 

また、今回のHDVの購入に関してはSPYDと同じく、youtubeリベラルアーツ大学両学長の動画
第83回 【高配当ETF】高配当株マニアがHDVに投資している7つの理由【株式投資編】
を参考にさせて頂きました。

また、その他色々な投資家の方のブログを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

これからも、日々勉強していきます。

それでは良い1日をお過ごし下さい。

 

関連記事:

初心者がインデックス投資を始めました (楽天VT、VTI)(2020.05.09)

海外株式高配当ETF SPYDをコツコツ積立投資(2020.06.21)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました